20200706 熊井泰明

 

かぐや姫はかなりヤバかった~

 

 

 

 かぐや姫はなぜ竹の中に入っていたのかご存知ですか。実はかぐや姫は月の世界で道ならぬ恋の事件をおこし、罰として赤子に戻されて地球に流刑になったのです。ただ、高貴な立場らしく、月世界の人間は後見人として竹取の翁を指名し、さらに周りの竹には砂金をたっぷりとおいて生活の面倒を見ました。で、成長すると男たちが次々と想いを寄せます。その男たちの一途の想いを拒絶し続けなければならないという経験で恋の残酷さを思い知り、成長することでかぐや姫は月の世界に帰ることを許されます。え、いい加減なことを言うな?原文を読むと分かります。

 

 私たちが学んだ平安時代はごく一部の貴族の世界です。私は素人ですから、間違っていたらお許し下さい。多くの民衆の生活がどうであったかは、万葉集の世界とあまり変わらないと思います。しかし、貴族の世界は豊かだったのでしょう。源氏物語をみても枕草子の世界をみても、男と女はつかの間の恋というかそれだけで物語が成立しているのですが、生活が全く分かりません。

 

 家族の問題はもちろんですが、男と女の問題も社会に規定されます。ここでは男と女の関係あるいは役割分担がどのように成立したのか、追いかけて行きたいと思います。(つづく)