20190702 熊井泰明

 

「ゾンビ企業」と女性もなる「オヤジ化」

 

 

 

ペスト…ペスト菌を主にネズミが媒介することで拡散する感染症。現在では抗生物質の

 

    発達で拡散を防ぐことが出来るが、14世紀には全世界で1億人が死亡した。

 

ゾンビ…ヴードゥー教の言い伝えで、死者を復活させて奴隷労働させることが起源。

 

    1968年「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のヒットから、死体がよみがえっ

 

て人々を襲うというホラー映画の定番に。

 

オヤジ…おやじ、あるいは親父と書くと単に父親の意味だが、片仮名で書くと「礼節、常識、

 

    寛容」など人間の基本的な好ましい性質を放棄した亜種を示す。21世紀の日本他

 

    世界中の指導者の間で増殖を続けている。なお、性別、ジェンダーの区別はない。

 

 

 

 これらの共通点は、「うつる(感染する)」こと。どこかで見たことがあるかも知れませんが、参議院である女性議員が大声で周囲を口汚く罵倒し、それを与党議員がはやし立てるという画面が流されました。女性であっても、この振る舞いは上の条件を満たしており、「立派なオヤジだ」と思います。それにしても政治家の劣化には目を覆いたくなります。選んだのは私達ですが。

 

 実は、同じようなことが、少なくとも日本中で起こっています。「ゾンビ企業」という言葉を聞いたことがありますか。本来なら事業環境の変化などで事業継続が困難にも関わらず、公的資金(税金)を投入してかろうじて生き残る企業です。半導体やディスプレイ領域に有名企業がありますが、中堅企業でもバブル崩壊後に無理やり資金を投入して存続しているだけ、という企業が多数あります。

 

 「変化」は間違いなく痛みを伴います。それも後になればなるほど激しい痛みになります。国際的にみた日本企業の劣化は目を覆いたくなります。国内でうまく行っていれば、という方がいるかも知れませんが、グローバル化とは地球の反対側で起こっていることが即今日の企業活動に反映されることです。日本企業は多様性を取り入れて柔軟かつ合理的な経営戦略を採る必要があります。しかし、それは「これまでのやり方」で成功、あるいは問題なしと思い込んでいる人々に大きな痛みをもたらします。

 

 これまで、自分より劣る性だと思っていた女性の中に、当然のことながら自分たちより優秀な人間がいる。それなら抜擢して活躍できる場と環境を整えよう。そう考えられるなら、おめでとうございます。あなたはオヤジ化してはいません。でも、「女が」という言葉が先に浮かんだなら、あなたは深刻なオヤジ感染症にかかっています。これは相当感染力が強いので、この国を滅ぼしかねない。あなた自身も滅亡の淵に立っていると考えたほうが良いでしょう。自力で完治させるか、死んだほうがましだと考えるか。そろそろ決めたほうが良いと思います。