20200603 熊井泰明

 

ニューノーマル(新常態)6 「データ」に弱いと、人生間違える

 

 

 

日本人は特別ではない

 

 新型コロナウィルスによる日本人の死亡率の低さに注目する発言が多いようですが、実は死亡率が低いのはアジア全体に言えることです。(詳しくは「ワールドメーター」や”Our World in Data” 参照)同じようなことが日本経済にも言えて、日本の高度成長の要因の大半は人口増加、現在の低迷は人口減少で説明可能です。アジア全体として比較死亡率が低い理由は明らかではありませんが、日本だけは特別な国だと思っている方がいたらその思い込みは捨てて、データを丁寧に解きほぐす作業をすることをお勧めします。

 

 

 

あなたの人生もデータで考えましょう

 

 「人生2000万円必要説」を覚えていますか。これは実際には存在しないモデル家庭で試算しただけの数字ですが、2000万円という数字が独り歩きを始めました。実際には、あなた個人の所得、これからのキャリア・資産形成、さらには結婚なども含めた人生設計で考える必要があります。これは次に取り上げたいと思います。

 

 仕事についても同じことが言えます。テレワークが一気に普及したことで、プロセスよりも結果が求められるようになり、エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)を除けば「頑張り」も「根性」も、ましてや会社で長い時間を過ごすことも必要なくなりました。データで考え、結果を計測し、フィードバックする必要があります。

 

 データに基づかない行動は恋だけと心得て下さい。