20200606 大砂雅子

 

フェミニストまがいの男女共同参画(?)

 

 

 

社内のごみ集めは女性の仕事か?

 

530日の中日新聞の読者投稿欄に、石川県男女共同参画推進員S氏の投稿がありました。タイトルは、「感染防止 女性の視点が重要」とあり、まずは、「社内のごみ集めでウィルスに感染したら、どうしてくれるんですか」から始まり、「妊婦や子供にうつったら・・・・女性の視点に立った精度の高い予防が可能な対策が重要と思う」で締めくくっています。S氏とは何度かお話をしたことがあり、環境問題や、人権問題の観点からコメントされており、地方において、貴重な人材と思います。しかし、このコメントおかしくないですか?しかも県の男女共同参画委員のコメントです。ごみ集めは、女性社員の仕事と断定しています。

 

 感染予防は、人間社会全体の問題であり、女性特有の視点ではないはずです。各種会議では、ほとんど男性のみが参加。その男性たちが家庭でも会社でもしっかりと妻や女性同僚の意思を理解して、代弁しているとは思えませんから、このS氏のコメントは正しいのかもしれませんが、時々、テレビで、タレントや政治家が、「僕も家事を手伝わなければいけない」とコメントあります。自分は仕事が忙しくお金を稼いでいるので、家事・育児は妻に丸投げしていることが当たり前。家事・育児は家庭の構成員の仕事であって、手伝うという範疇を超えています。

 

 

 

「事件は現場で起こっている」

 

政治家や、会社の管理職は、家事・育児をめぐる困難を経験することがない人が多く、まかせっきりを自慢する御仁もいます。妻や女性社員の提言・クレームを小言としかとらない。

 

S氏がもったいないのは、「女性の視点で感染防止」ではなく、「男女ともに感染防止のために手を取り合う」というコメントにしてほしかったです。