20200901 熊井泰明・大砂雅子

 

冷静に怖がる―新型コロナ路上観察記

 

 

 

 今日は防災の日、大型台風が沖縄に接近しています。暴風、水害、熱中症、新型コロナ、ついでに安倍首相の辞任。話題に事欠かない日本です。先日、新聞社主催のセミナーに出席していたら、聴講者が、「新聞などが騒ぐからコロナが大問題となり、経済がひっ迫している」というコメントがあり、講師は、「コロナの実態がまだわからないから、用心すべきです」という回答でした。8月のお盆の時期の自粛のおかげか、ようやく感染者数が落ち着いてきています。ただこれから秋から冬にかけて、どうなるか予断を許さない状況です。65歳直前の私はインフルエンザワクチンを優先接種してもらえないのが悩みです(大砂)

 

 

 

医学も感染症学も素人なので、新型コロナ路上観察報告です。

 

美術館、映画館、劇場が、条件付きながら、再開しました。席数は半分、美術館は予約制ですから営業的には相当大きなダメージでしょう。Y新聞が「美術館女子」という特集で「インスタ映えする美術館」という記事を書いて大ひんしゅくを買いましたが、企画展は入りきれないほど人が来ないとペイしないそうで、主催する新聞社はあせっているようです。ライブハウスやクラブ(裏営業はあるようです)はまだ開いていませんが、リサイタル形式では10月頃からのチケットが販売されています。

 

昨夜夜10時過ぎ、たまたま横浜の野毛を通ったのですが、居酒屋はどこも三密どころか過密状態。酔ったグループが路上も占領していました。東京の盛り場も同じような状況のようです。これでは感染者数は減りそうもありません。地方都市はどうでしょうか。国際的にも感染者拡大は落ち着いているようで、大規模イベントもちらほらと開催されているとか。

 

会話を聴いていると、どうも若者は「かかっても風邪程度」と理解しているようです。一方で高齢の方は恐怖から自粛警察に走るようで、40歳あたりが境でしょうか。このあたり情報不足です。秋から冬にかけてインフルエンザが流行すると怖いと言われますが、これだけ手洗いとマスクが普及すると意外な抑制効果があるかも。

 

政治家は「ワクチンがもうすぐ出来る」と宣伝していますが、専門家の間では「まだ二合目」という意見が多く、出来たところで治療薬はまだ見つかっていません。困ったことに相当長期にわたって対策に付き合う覚悟が必要かと思います。(熊井)